2011年に始まったRainbow for Japan Kidsプロジェクトは、3年目を迎え、すでに8回実施し、150人以上の子どもたちを東北の被災地からハワイに招きました。
宮城県、岩手県、福島県を中心に、東日本大震災で被災した地域の皆様は、まだまだ不自由な生活を強いられています。まだ仮設住宅に暮らす人も多く、先の見えない生活が続いていると聞いています。そんな場所で暮らす子どもたちは、ともすると日々の生活に精一杯で将来の夢を描くことができないという環境にいます。多感なこの時期に、もっと自然に触れ、多くの人に触れ、自らの将来に夢を持つことは、とても大切なことだと我々は考えています。
ハワイには、きれいな海と、大自然、そしてアロハの心を持った人々がいます。多種多様な文化が混じり合い共存する地でもあります。そんなハワイで、子どもたちが良い刺激を受けて、新たな夢を描くようになれば嬉しい。第1回から、我々は、このプログラムを通じて子ども達が多くを学び、一回り大きくなって帰国していくのを目の当たりにしてきました。
これからも、できる限り、このプロジェクトは継続していきます。そのためには、皆様のご支援が不可欠です。どんな形でも構いません。我々の意思に共感していただけたら、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。皆様の差し伸べる手が、明日の日本とハワイを支えます。
NPOハワイシニアライフ協会会長 坂井諒三
日本航空ホノルル支店長 村山貞司
ファースト・ハワイアン・バンク SVP 本江滋夫