第六回報告

2013年3月25日(月)~4月2日(火)
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第6回目となるレインボー・フォー・ジャパンキッズは、宮城、福島、岩手の3県から23名の子供たちがハワイを訪れ、さまざまなプログラムをこなした。
第1回目からこのプロジェクトに関わっている「みやぎびっきの会」の金谷昌美さんは、今回のプロジェクトも全スケジュールを子供たちと同行した。 みやぎびっきの会は、第1回プロジェクトからずっと日本側パートナーとしてこのプロジェクトを牽引している。日本での保護者への説明会、作文での選抜、東北からハワイまでの帯同など、その役割は多岐にわたる。その金谷さんにお話を伺った。「毎回、子供たちは不安で固い表情をしてハワイに来ます。震災以降は〝自分がいない間に自宅や家族に何かあったら〟という不安を常に感じているんです。そんな子供たちがハワイの人々に触れるうち、見る見る表情が変わっていく様子は、いつ見ても感動します」と昌美さん。
「最初は、ちゃんと子供たちを日本に安全に連れて帰れるかと、私自身が不安ばかりでした。でも、子供は自分でしっかりと学び、10日間のプログラ ムで驚くほど成長してしまう。私は見守ってさえいればいいのだと第1回目で理解しました」
第6回目に至るまでには、さまざまなことがあった。
「ある男子中学生は、実家が大きな造り酒屋で、家業を継ぐことが当たり前と思っていたようです。でも、ハワイに来ることで広い世界を知り、自分の可能性に挑戦したいと思ったのでしょう。あえて違う地域の高校に進学し、自らの人生を切り開こうとしています。また、ある女子中学生は、このプログラム以降、積極的に海外のプ ログラムに応募するようになりました。そんな様子を、今も私に伝えてくれるんです。子供たちからの報告や、たくさんの感想文を読むと、すべての苦労が報われ、私も頑張らなくちゃと背中を押されます」
これからもこのプロジェクトは続いていく。金谷さんのような熱い志を持った人々に支えられながら。