2012年7月15日～24日

　東北の被災地から子供たちを招くプロジェクト「レインボー・フォー・ジャパンキッズ」の４回目が実施され、子供たちはハワイでさまざまなプログラムを体験した。ＹＭＣＡキャンプアードマンではハワイの子供たちの団体ブリッジクラブハワイと交流し、ハワイ島ではドトールのコーヒー園やキラウエアミリタリーキャンプで自然と触れ合った。最終日には、コアロハウクレレで製作した手作りウクレレを指導しようとロイ・サクマ氏も登場し、子供たちに直々に指導する場面も。
子供たちは、皆それぞれにアロハの心を受け取り、自分たちの夢をゆっくりと育てていった。「日本航空の客室乗務員になってハワイに住みたい」「英語を勉強してハワイに戻ってきたい」「夢は主婦でいいやと思っていたけど、ハワイの皆さんと話してシナリオライターという夢を持てました」。日本に到着してすぐに皆「またハワイに行きたい！」と言っていた。
参加したある子供の母親はこう語った。「本人の楽しんでいる様子をfacebookで拝見しました。あんなに楽しんでいる姿は、本当に、震災以来初めてで…。本当にありがとうございました。この経験をもとに、きっと、将来たくましく歩んでいってもらえると思います」。
このプロジェクトは、まだまだ続く。次回は12月に実施される予定だ。